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育休に入る前、お金が一番不安だった私が調べてわかったこと

資産形成

育休を取ろうと決めたとき、正直に言うと、子育てそのものへの不安よりも先に頭をよぎったのは「お金」のことでした。

「育休中って給料もらえないんだよね?」「その間、生活していけるのかな」——恥ずかしながら、私はそのレベルの理解しかないまま育休の話を進めようとしていました。このままでは不安で夜も眠れないと思い、育休に入る前にとにかく「もらえるお金」について徹底的に調べることにしました。

今回は、育休前の私が実際に調べて安心できた「育児休業給付金」「児童手当」「018サポート」の3つについて、当時の自分にそのまま見せたいレベルまで噛み砕いてまとめます。

まず知りたかったのは「育児休業給付金」

育休中の収入源として真っ先に名前が挙がるのが、雇用保険から支給される「育児休業給付金」です。私が最初に調べたのは、次の3点でした。

  • いくらもらえるのか
  • どういう頻度でもらえるのか
  • いつもらえるのか(初回の入金タイミング)

いくらもらえるのか

育児休業給付金は、休業前の賃金に対して一定の割合が支給される仕組みです。ざっくり整理すると、以下のようになります。

期間支給率
育休開始〜180日目まで賃金の67%(手取りベースで約8割相当)
181日目以降賃金の50%

さらに私が調べていて驚いたのが、「出生時育児休業給付金(産後パパ育休)」を取得し、夫婦それぞれが一定期間以上の育休を取ると、「出生後休業支援給付金」という制度で13%が上乗せされ、最大28日間は合計80%相当(社会保険料免除もあわせると、手取りではほぼ満額に近い水準)が受け取れるという点です。「育休中は収入が半分くらいになる」という漠然としたイメージを持っていた私にとって、これはかなり大きな安心材料になりました。

簡単に図解すると、こんなイメージです。

出生後8週間以内(最大28日)
├─ 出生時育児休業給付金 … 賃金の67%
└─ 出生後休業支援給付金 … 賃金の13%(上乗せ)
    ─────────────────────────
    合計:賃金の約80%(手取りほぼ10割相当)

29日目〜180日目
└─ 育児休業給付金 … 賃金の67%

181日目以降
└─ 育児休業給付金 … 賃金の50%

どういう頻度で、いつもらえるのか

もう一つ不安だったのが、「いつ振り込まれるのか」というタイミングの問題でした。調べてみると、育児休業給付金は原則として2か月に1回、勤務先を経由してハローワークに申請する形で支給されることが多いと分かりました。

ここで特に注意が必要だと感じたのは、育休開始からすぐにお金が振り込まれるわけではないという点です。申請から入金までにはどうしても一定のタイムラグがあり、最初の給付が実際に口座に入るまで、数週間〜1か月以上かかるケースもあります。

このタイムラグを知らずにいたら、育休開始直後に「お金が全然入ってこない……」とパニックになっていたと思います。逆に、あらかじめ「最初の1〜2か月は生活費を貯金から取り崩す前提で備えておく」と分かっていれば、心の準備ができます。私はこれを知ってから、育休開始前に生活費数か月分を普通預金にプールしておくようにしました。

育休中にもらえるお金は、給付金だけじゃなかった

育児休業給付金を調べているうちに、「育休中に関係するお金の制度」は他にもあることを知りました。特に印象に残ったのが「児童手当」と「018サポート」です。

児童手当

児童手当は、育休中かどうかに関わらず、子どもがいる世帯に支給される手当です。制度改正によって所得制限が撤廃され、高校生年代(18歳になった後の最初の3月31日)まで対象が広がっているのを知り、正直「そんなに範囲が広がっていたのか」と驚きました。

金額のイメージは以下の通りです。

子どもの年齢月額(第1子・第2子)月額(第3子以降)
0〜2歳15,000円30,000円
3歳〜高校生年代10,000円30,000円

支給は年6回、偶数月にまとめて振り込まれる形です。育児休業給付金とは別の制度なので、両方をきちんと申請することで、育休中の家計をより安定させられると分かり、少し肩の力が抜けました。

018サポート

もう一つ、私が調べていて「知らなかった、こんな制度もあるのか」と思ったのが「018サポート」です。これは東京都が独自に実施している制度で、都内に住む0歳から18歳までの子ども一人につき、月額5,000円(年間最大60,000円)が、所得制限なしで支給されるというものです。支給は年3回程度にまとめて行われます。

全国共通の制度ではなく東京都独自の取り組みなので、お住まいの自治体によっては対象外の場合もありますが、「国の制度以外にも、自治体独自の給付があるかもしれない」という視点を持てたのは大きな収穫でした。育休前には、お住まいの自治体のホームページで同様の制度がないか確認してみることをおすすめします。

調べてみて、不安の正体が分かった

育休に入る前は、「お金がどうなるか分からない」という漠然とした不安が一番大きなストレスでした。ですが、育児休業給付金の支給率と支給タイミング、そして児童手当や018サポートといった追加の制度を一つずつ調べていくうちに、「思っていたよりも仕組みが整っている」ということが分かり、不安はかなり和らぎました。

不安の正体は、多くの場合「知らないこと」そのものだったのだと思います。これから育休を検討している方は、ぜひ一度、育児休業給付金の支給率とタイミング、そしてお住まいの自治体の子育て支援制度をあわせて調べてみてください。私自身、それだけで気持ちがかなり楽になりました。

※本記事は私自身が調べた内容と体験に基づくものです。制度の詳細や最新の金額・条件は変更される場合がありますので、実際の手続きの際は、勤務先やハローワーク、お住まいの自治体の公式情報を必ずご確認ください。