「投資信託 とは」「オルカン とは」「S&P500 とは」——お恥ずかしい話ですが、投資を始める前の私は、こうしたワードを何度も検索していました。
周りの子育てパパ・ママ友との会話で「うちはオルカンで積み立ててるよ」「S&P500の方が伸びてるらしいよ」なんて言葉が普通に出てくるのに、正直(オルカンって何…?投資信託って株と何が違うの…?)と、一人だけ置いていかれているような気持ちになっていました。子どもが生まれてから、将来の教育費や生活費のことを考えるようになり、「そろそろ資産形成についても勉強しないと」と思ってはいたものの、専門用語の壁に何度もつまずいていたのです。今回は、そんな超初心者だった私が、投資信託・オルカン・S&P500について調べ、少額から実際に始めてみるまでの話をお伝えします。
「投資信託」ということさえ分かっていなかった私
正直に告白すると、私は投資を始める前、「投資信託」という言葉自体をちゃんと理解していませんでした。「株」という言葉はニュースでもよく聞くので何となくイメージできるのですが、「投資信託」と言われると(それも株の一種なのか?それとも別物なのか?)と頭の中が「?」でいっぱいになっていたのです。
「投資信託 株 違い」で検索して初めて知ったのですが、株(個別株)は、自分で「この会社を応援したい」「この会社が伸びそうだ」と思う企業を1社ずつ選んで買うものです。一方で投資信託は、運用の専門家が多数の株式や債券などをひとつのパッケージにまとめて運用してくれる商品で、私たちはそのパッケージを「1口」買うことで、間接的にたくさんの銘柄に分散投資できる仕組みになっています。
つまり、株が「1社を選んで買う」ものだとすると、投資信託は「たくさんの会社をまとめて、プロにお任せで持つ」ようなイメージです。この違いを理解できたとき、(なるほど、だから投資信託は初心者にも勧められているのか)と、ようやく霧が晴れたような感覚になりました。下の図は、そのときに自分なりに整理した「株と投資信託の違い」をまとめたものです。

オルカンやS&P500ってよく聞くけど、一体何なのか
投資信託の仕組みが分かってくると、次にぶつかったのが「オルカン」「S&P500」という言葉でした。SNSやニュース、パパ友との会話でも「オルカン 積み立て」「S&P500 新NISA」といった話題が頻繁に出てきて、(このワードが出てこないと投資の話に入れない)と感じるくらい、よく登場する言葉でした。
調べてみると、まず「オルカン」は「オール・カントリー」の略で、正式には「全世界株式インデックスファンド」と呼ばれる投資信託の通称です。日本を含む世界中の国・企業の株式にまとめて分散投資できる仕組みで、「特定の国や企業に絞らず、世界経済全体の成長に乗っかりたい」という考え方に基づいた商品だと知りました。
一方の「S&P500」は、アメリカを代表する主要企業500社の株価の動きをまとめて示す株価指数(インデックス)で、その指数に連動する形で運用される投資信託のことも、同じく「S&P500」と呼ばれています。世界経済の中心であるアメリカの成長に期待して投資する、という考え方の商品です。
「オルカン S&P500 違い」で検索すると、この2つを比較する記事が数多く出てくるのも納得でした。どちらも「個別の企業を自分で選ぶのではなく、指数(インデックス)に沿ってまとめて分散投資する」という点では共通していて、投資信託の中でも特に人気が高く、話題に上りやすい代表選手のような存在なのだと理解しました。「投資信託 おすすめ」と検索したときに、この2つの名前が繰り返し出てくる理由も、ここでようやく腑に落ちました。
なぜここまでオルカンやS&P500が話題になるのかを調べていくと、新NISAをきっかけに投資を始める人が増えたことも大きいようでした。「新NISA 投資信託」「新NISA オルカン」といったキーワードも、私が検索した回数の多い言葉のひとつです。制度が拡充されたことで、これから投資を始めようとする人にとって「まず何を選べばいいのか」という入口の部分で、オルカンやS&P500が候補として挙がりやすくなっているのだと感じました。
少額から、投資信託を始めてみた
株と投資信託の違い、そしてオルカンやS&P500がどういうものかを理解してからも、正直すぐに大きな金額を投じる勇気はありませんでした。そこで私が実際にやったのは、「まずは少額から投資信託を始めてみる」ということでした。
新NISAなどの制度を使えば、月々数千円〜1万円程度といった少額からでも投資信託の積み立てを始められます。「投資信託 少額」「投資信託 始め方」といったキーワードで調べながら、証券口座を開設し、まずは無理のない金額でオルカンやS&P500に連動する投資信託の積み立てをスタートしました。
いきなり大きな金額を動かすのではなく、少額からコツコツ積み立てていくことで、値動きに一喜一憂しすぎることなく、自分のペースで投資に慣れていくことができたと感じています。実際に始めてみると、口座の中で数字が日々動く様子を見ながら、「あ、これが投資信託の値動きか」「オルカンってこういう動き方をするのか」と、言葉だけでは分からなかった感覚も少しずつ掴めるようになっていきました。知識として知っていることと、実際に自分のお金で経験することの間には、それなりに大きな差があるのだと実感しています。
これはあくまで私自身の体験であり、投資を始めるかどうか、どの商品をどれくらいの金額で購入するかといった最終的な判断は、必ずご自身の状況や考え方に基づいて行っていただく必要があります。株価や基準価額の変動により、投資した元本を下回る「元本割れ」のリスクがあることは、投資信託であっても変わりません。この点は、必ず理解した上で検討してください。
「知らない言葉」が「知っている言葉」に変わると、投資は少し身近になる
投資を始める前の私にとって、「投資信託」「オルカン」「S&P500」は、どれも遠い世界の専門用語のように感じていました。ですが、ひとつずつ意味を調べ、株との違いを理解し、実際に少額から触れてみることで、これらの言葉は少しずつ「自分ごと」として捉えられるようになっていきました。
もしあなたが今、「投資信託 とは」「オルカン わからない」「S&P500 初心者」といったワードで検索してこのページにたどり着いたのだとしたら、かつての私と同じ場所に立っているのだと思います。難しく考えすぎず、まずは言葉の意味を知り、無理のない少額から一歩を踏み出してみることが、投資を身近なものに変える一番の近道かもしれません。
子育てをしながら仕事もして、正直まとまった時間をとって勉強するのは簡単ではありませんでした。それでも、通勤時間や娘が寝たあとのわずかな時間を使って、少しずつ言葉の意味を調べていくだけでも、投資信託やオルカン、S&P500への苦手意識は確実に薄れていきました。「分からないから怖い」を、「分かったから、自分なりに向き合える」に変えていくこと。それが、投資初心者だった私にとっての、最初の一歩だったように思います。
※本記事は筆者個人の体験に基づく内容です。投資は元本割れのリスクを伴います。投資に関する最終的な決定は、必ずご自身の判断と責任において行ってください。


