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投資信託を初めて買った日の話|少額でも勇気が出た理由

投資を始めたい方へ

「投資信託 とは」「投資信託 メリット デメリット」——このワードで検索していた頃の自分は、まさか自分が本当に投資信託を買う日が来るとは思っていませんでした。頭では仕組みを理解したつもりでも、実際に「購入」ボタンを押すという行為には、思っていた以上の勇気が必要だったのです。今回は、そんな私が初めて投資信託を買った日のことを、当時の気持ちも含めて振り返ってみようと思います。

それでも消えなかった「株=ギャンブル」という思い込み

投資信託の仕組みを調べ、株との違いを理解し、オルカンやS&P500がどういうものかも一通り学んだつもりでした。「投資信託 始め方」も何度も読み込みましたし、頭の中では「これなら少額から、分散して投資できるはずだ」と分かっていました。

それでも、正直に告白すると、当時の私の中には「株や投資はギャンブルのようなもの」という子どもの頃からの思い込みが、まだしっかりと残っていました。知識として理解することと、その知識を信じて自分のお金を動かすことの間には、想像以上に大きな距離があったのです。「投資 怖い」「投資信託 損する」といったキーワードで検索する日が、しばらく続いていました。

だからこそ、貯金の1割だけで始めてみることにした

このままでは、いつまで経っても一歩を踏み出せない。そう感じた私が出した結論はシンプルで、「それまで貯めていた貯金の、1割の金額だけで始めてみよう」ということでした。

全財産を投じるわけではなく、失っても生活に大きな影響が出ない範囲の金額。「投資信託 少額 いくらから」で調べたときも、証券会社によっては数百円から始められると知り、それなら思い切ってやってみようという気持ちになれました。「株=ギャンブル」という思い込みを完全に払拭できたわけではなかったけれど、「まずは1割だけ試してみて、それでどう感じるか確かめよう」というくらいの軽さで、ようやく重い腰を上げることができたのです。

購入前は、マラソン大会のスタートライン直前のような気持ち

購入ボタンを押す直前の気持ちを、今でもはっきり覚えています。それは、学生時代のマラソン大会でスタートラインに並んでいたときの、あの緊張感によく似ていました。

周りのみんなは涼しい顔をしているように見えるのに、自分の心臓だけがバクバクと音を立てている感覚。「本当に走りきれるのだろうか」「スタートしてから後悔しないだろうか」——そんな不安と、それでも「やってみたい」という気持ちがせめぎ合っていました。投資信託の購入画面を開いたときの気持ちも、まさにこれと同じでした。金額を入力し、内容を何度も確認し、「本当にこれでいいのか」と自分に問いかける時間が、実際の作業時間よりもずっと長く感じられたのを覚えています。

購入した瞬間は、スタートの合図が鳴った瞬間だった

そして、思い切って「購入」ボタンを押した瞬間——それは、マラソン大会でスタートのピストルが鳴った瞬間の感覚に、驚くほどよく似ていました。

指先が少し震えていたのを覚えています。でも、ピストルが鳴ってしまえば、あとは前に進むしかありません。「あ、本当に押してしまった」という小さな驚きと、「ついに一歩を踏み出せた」という、これまで感じたことのない種類の達成感が、同時に押し寄せてきました。金額としては、貯金の1割というごく小さな一歩だったはずなのに、自分の中では大きな一歩を踏み出したような感覚があったのを覚えています。下の図は、この一連の心境の変化を、私なりに整理してみたものです。

投資信託を買ってから、ニュースの見え方が変わった

そして、これは自分でも意外だったのですが、投資信託を購入してから、世の中のニュースへの関心が明らかに強くなりました。それまでは何となく聞き流していた「アメリカの金利政策」や「為替の動き」「海外の経済指標」といったニュースが、急に自分に関係のある情報として耳に入ってくるようになったのです。

保有している投資信託がオルカンやS&P500に連動するタイプであれば、世界中の株式やアメリカの経済の動きが、そのまま自分の資産に影響してきます。「今日は株価が上がったらしい」「この国の経済がどうなっているのか」——そんな話題に、以前よりずっと自然に関心が向くようになりました。少額とはいえ、自分のお金を投じたことで、世界の出来事が「他人事」から「自分ごと」に変わっていく感覚は、投資信託を始める前には想像もしていなかった変化でした。

投資信託のメリット・デメリットを、身をもって感じた話

実際に始めてみて感じた投資信託のメリットは、少額から始められること、1本購入するだけで多数の銘柄に分散投資できること、そして運用そのものはプロに任せられることでした。「投資信託 メリット デメリット」で検索すると必ず出てくるポイントですが、頭で理解するのと、実際に自分で体験するのとでは納得感が全く違いました。

一方でデメリット・注意点として実感したのは、元本が保証されているわけではないこと、保有している間は信託報酬などのコストがかかり続けること、そして短期間で大きく増やすための手段ではないということです。値動きが気になり始めると、日々の細かな上下に一喜一憂してしまう日があったのも正直なところです。「投資信託 デメリット 知恵袋」のような検索結果を眺めながら、(みんな同じようなことで悩んでいるんだな)と、少しほっとした記憶もあります。メリットとデメリット、その両方を自分の体験として理解できたことが、その後の投資との付き合い方を考える上で、とても大きな学びになりました。

これはあくまで私自身の体験であり、投資信託を購入するかどうか、どれくらいの金額で始めるかといった最終的な判断は、必ずご自身の状況や考え方に基づいて行っていただく必要があります。株価や基準価額の変動により、投資した元本を下回る「元本割れ」のリスクがあることは、投資信託であっても変わりません。この点は、必ず理解した上で検討してください。

小さな一歩でも、踏み出してみることの意味

振り返ってみると、貯金の1割というごく小さな金額でも、実際に踏み出してみたことで得られたものは、金額以上に大きかったと感じています。マラソン大会のスタートラインに立つときのような緊張と、走り出してから見える景色の変化——それは、実際にスタートを切ってみないと分からないものでした。

もしあなたも今、「投資信託 とは」「投資信託 メリット デメリット」と検索してこのページにたどり着いたのだとしたら、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。まずは、無理のない小さな金額から、自分なりの一歩を踏み出してみることをおすすめします。その一歩が、きっと世界の見え方を少しずつ変えてくれるはずです。

※本記事は筆者個人の体験に基づく内容です。投資は元本割れのリスクを伴います。投資に関する最終的な決定は、必ずご自身の判断と責任において行ってください。